小学校歯科検診
こんにちは。今日は雨が降ったり止んだり・・・とはっきりしない天気ですね。
昨日の午前中、久我山小学校の2,4,6年生の歯科検診に行ってきました。200人くらい検診して、全体的に見ると虫歯の子は比較的少なかったように思います。
近年の子供たちは虫歯が多いのか、少ないのか?これを表す統計として、よく用いられるのがう歯(虫歯)罹患率とDMFT指数です。
①う歯罹患率
虫歯(治療済みの虫歯を含む)のある者の割合。
東京都教育委員会発表の東京都小学校の年度推移は(細かいのは省略しますが)、
H6 H10 H15 H17 H18 H19
84.72% 77.94% 66.32% 62.74% 59.94% 58・60%
と減少傾向が今も続いています。ちなみに細かいデータは省略しますが小学校以外でも年度推移は減少傾向にあります。また、小学生~高校生までの年齢別に見ると17歳(高校生)が最も多かったようです。
②DMFT指数
永久歯の虫歯経験歯が一人あたり何本あるかを示すもの。
D:decayedの略。永久歯も虫歯で未処置の歯。
M:missing because of decayedの略。虫歯が原因で失った永久歯。
F:filledの略。永久歯の虫歯で処置が完了した歯。
T:Teethの略。
DMFT指数=被検者のDMF歯の合計/被検者数
東京都教育委員会発表の東京都小学校6年生の年度推移は(細かいのは省略しますが)、
H6 H10 H15 H17 H18 H19
2.66本 2.05本 1.29本 1.12本 1.05本 0.97本
平成6年に比べると平成19年には1/3近くまで減少しているのです。ちなみに細かいデータは省略しますが、男女比は男子よりも女子の方が高くなっているようです。
いずれにしても減少傾向にあることは、国民の健康意識の高まりとともに、虫歯予防の意識も年々高まってきた成果だと思います。
昨日検診をしていてまず感じたことは2年生よりも4、6年生の方が歯磨き不足の子が多かったこと。考えられる理由は①2年生では保護者の方が仕上げ磨きをしたり、点検したりしているが、4・6年生と学年上がるごとに子供自身に任せるようになる。②乳歯列・混合歯列初期(永久歯があっても2~6本)よりも混合歯列中期以降の方が磨きにくい。
生えてきて2年以内の歯は幼若永久歯といい、歯質がまだまだ未成熟で虫歯になりやすいのです。歯磨き授業が杉並区では小学3年生と中学1年生に1コマずつ設けられていますが、これはあくまでも集団指導ですので、歯の清掃状態に問題がある子は歯科医院で個別に歯ブラシ指導を受けることが望まれます。歯ブラシ指導を受けることは単に歯磨きの技術を学ぶだけでなく、「歯の健康に対する意識」を変えるいいきっかけになります。
来月5月中旬に1,3,5年生の歯科検診に行きます。


