急な歯のトラブル

クリスマスも過ぎ、もうすぐお正月ですね。連休は何かをするわけでも、どこかへ出かけるでもなく、普通に家でのんびり過ごしました。サンタさんからのプレゼントが気になって、なかなか眠れなくなってしまった上の息子は眠りが浅かったのか、私たちが寝る前に目を覚まし、枕元のプレゼントの箱を発見!真夜中に「遊びたい!」と言い出す始末・・・。寝かせるのにちょっと苦労しました。それと対照的に下の息子は、あっという間に寝てしまい、朝まで夢の中。
絵本の中のサンタさんは煙突から入ってきますよね。我が家に煙突がないのはわかっているらしく、「サンタさんはどこから入ってきたの?」と突然聞かれ、「いやー、わかんないなぁー。テレビに夢中で気が付かなかったよ。窓から来たんじゃない?。」と普通の答えをしてしまいました。
今年の元旦は杉並区休日歯科診療所の当番があったのでお正月気分が半減してしまいましたが、来年は満喫できそうです。今年の元旦に診察したとき、多かった歯のトラブルについて書きます。
①歯周病の急性発作
歯周病は基本的には慢性疾患で痛みを伴うことなく、じわりじわりと進行していきます。しかし風邪などで体調がすぐれなかったり、寝不足や疲労が重なったり、硬いものを急に噛んだり、ちょっとしたきっかけで急性化し、痛みだしたり、大きく歯茎が腫れてきたりします。免疫力が弱くなったときに起こっていることが多いので、まず行なうのは抗生剤の服用です。歯茎の表層の方で膿が溜まっている場合は切開し膿を出した方が早く楽になります。
②智歯周囲炎
親知らず周囲の歯茎が腫れるもので、これも風邪などで体調がすぐれなかったり、寝不足や疲労が重なったりしたときに起こることが多いです。まず行なうのは抗生剤の服用です。膿が表層の部分よりも内部の方に溜まっていることが多いので、切開して膿を出したくてもなかなか出せないことも多いです。
③歯髄炎
虫歯が進行し、歯の真ん中にある神経に達してしまって、歯髄と呼ばれる歯の神経が炎症を起こしたもの。麻酔をして歯の神経を取ればすぐに痛みが治まります。自然に神経組織が死んでしまえば痛みは治まりますが、そうなるには歯髄炎を起こしてから何日もかかります。
④急性根尖性歯周炎
歯根の先端に慢性的にあった膿の袋が急激に急性炎症を起こし始めるもの。歯茎が大きく腫れるときとそうでないときがあります。処置としては抗生剤を服用し、咬む力がかからないように冠や詰め物をはずしたり、根の中に簡単に穴が開けられそうなら開けて膿の排出路を作ったり、溜まっている膿が歯茎の表層の部分にある場合は切開し、膿を出します。
⑤治療中の歯の仮詰めや仮歯の脱離
神経が残っている歯の仮詰めや仮歯が取れると歯がしみます。つめ直します。ただお餅がどんな材料でも引っ付いてしまい、取れやすいですね。
⑥詰め物やブリッジ、詰め物の脱離
再装着しても問題ないものはそのままつけます。治したほうがいいときは仮付け用でつけます。
⑦入れ歯の破損
その場で直せるものと直せないものがあります。プラスチックの部分の破損であれば大体直せますが、金属の部分はほとんど難しいです。
⑧外傷
転倒等で歯をぶつけたり、口の中を切ってしまったり。処置はケースバイケースですが、受傷してから処置するまで、どのくらいの時間がかかったかが、予後に大きく影響します。
「年末年始の歯科診療所」
*杉並区在住の方
杉並区休日歯科診療所  
杉並区荻窪5-20-1  電話03-3398-5666
9:00~17:00まで(受付は16:00まで)
杉並保健所(荻窪駅から徒歩5分くらい)の中にあります。杉並区歯科医師会に所属する歯科医が当番で診療します。抜歯したり、冠を外したりなど積極的な処置を加えてしまうと、その後に「かかりつけ歯科医院」での治療計画に影響を及ぼすので、あくまで応急処置や投薬しか行ないません。
受診前、受付時間内に必ず電話してください。
*世田谷区在住の方
保健所の中に診療所等があるわけでなく、世田谷区歯科医師会に所属する歯科医が当番で医院を開けています。その日によって医院が違いますので休日歯科応急テレフォンセンター(03-3325-0303)でお尋ね下さい。診療時間は午前9時より午後5時までです。 世田谷区歯科医師会のHPでも案内しています。

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