総入れ歯の発祥は日本

総入れ歯の発祥は実は日本なのです。
今から450年以上前の天文7年(1538年)4月20日に74歳で亡くなった和歌山市の願成寺、仏姫(がんじょうじ:ほとけひめ:本名、中岡テイ)という尼僧のものが最古の入れ歯と言われています。この入れ歯は、黄楊(つげ)の木を彫ったもので歯の部分と一体となっており、奥歯の噛む蔓がすり減っていることから実際に使われていたもののようです。 
当時から日本の木床義歯は歯がない上顎の粘膜に吸いつき、食事をしても落ちないようにできていて、現在の総入れ歯が顎に吸着する理論と全く同じです。まさに、日本独特の木の文化と日本人の手先の器用さによる木彫技術ですね。
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平成11年8月三重県四日市で、江戸時代の代官所跡の発掘調査の現場から、他の日用品と共に約200年前の“木製の入れ歯(木床義歯という:もくしょうぎし)”がほぼ完全な形で出土したそうです。入れ歯は、上顎用でやはり黄楊(つげ)の木を彫ったもの(一木彫)で、歯が左右4本づつあり、奥歯の噛む部分は平坦になっていたそうです。 その頃の欧米の入れ歯は、食べ物を噛むことがほとんどできない、主として容貌を整えるだけのものであったそうですから、いかに日本の入れ歯が凄かったかがわかります。
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話は変わりますが、日本の橋を架ける技術、トンネルを掘る技術、自動車や電化製品等の細かい部品を作る技術などは世界一の水準だそうです。新幹線の先頭車両の流線型、機械で全部作っているわけではなく、機械で外形を作った後、職人さんが叩いて微調整して完成しているそうです。その職人さんは「なでただけ」でゆがみがわかるそうです。
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機械化が進み、便利で楽が出来る世の中ですが、その基になる世界に誇れる日本人の「ものづくり」の技術を受け継ぎ、次世代につなげていかなければいけないなと思います。

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