妊娠と歯周病

妊娠すると歯茎が腫れたりすることがあり、これを妊娠性歯肉炎と言います。妊娠5~20週頃から歯肉が腫れたり、出血する事があります。一般的な歯周病と同様に歯周病菌によるものですが、妊娠するとホルモンの関係で歯周病菌が増えやすくなる環境になってしまうため、こういったことが起こります。
しかし、必ずしも歯肉炎になるとは限らず、日頃からの歯磨きをしっかり行えば歯肉炎を防ぐ事は可能です。虫歯菌も歯周病菌も外敵から身を守るプラーク(歯垢)と呼ばれる住処がなければ増殖できないわけですから、歯磨きを頑張って住処を破壊しましょう。出産後、ホルモンのバランスが落ち着くと治りますが、そのままお口の中を不潔にしておくと、歯周病へなってしまいます。
また近年、「歯周病にかかっているお母さんは、未熟児出産や早産を起こす確立が高い」ということがわかってきました。
赤ちゃんはお母さんの羊水の中にある「プロスタダラジン」と言う物質が一定量になった時に生まれます。ところが、歯周病原菌の一種が血管内に入ると、女性ホルモン量が3倍に増加し、羊水の「プロスタダラジン」が、急激に増えて、一定量に早く達してしまう結果、子宮が収縮して早産を起こすと言われています。

トラックバック

トラックバックURL: