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デンタルフロスと歯間ブラシ

以前より受付に歯間ブラシのサイズ見本をどう展示しようかと悩んでいました。歯間ブラシメーカーの既製品を探してみてもなかなかないし・・・。
昨日、近所のホームセンターをうろうろしていて、使えそうな材料を見つけ、早速、今日の昼休みに作り、以前より使っていた歯ブラシの見本を入れていたケース(これも100円ショップで見つけたペン立てですが・・・)にくっつけてみました。
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歯ブラシ以外の歯を磨く道具(補助用具)にはいろいろありますが、よく目にするのはデンタルフロスと歯間ブラシだと思います。デンタルフロスも歯間ブラシも用途は歯と歯の間の「歯ブラシが届かない部分」を磨く補助道具ですが、口の中の状況によってどちらが適切なのかが異なります。
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歯周病が進行したり、加齢的な変化が起こったりすると、歯茎が水平的に下がってきて、歯と歯と歯茎の間に隙間ができてしまいます。この隙間の汚れを取るのが歯間ブラシで、隙間の大きさに応じたサイズのものを使います。どのメーカーのものもSSS、SS、S、M、L、LLと6サイズあります。サイズの小さすぎるのを使えば汚れが取れないし、大きすぎるのを使うと歯茎を傷つけさらに隙間を大きくしてしまいますのでサイズがあったものを使ってください。ただ歯の場所によって隙間の大きさが異なる場合、何種類も使い分けるのは困難ですから、小さい方にあわせて工夫して磨きます。NEC_0010.JPG   NEC_0011.JPG 
歯と歯の間に隙間がない方が歯間ブラシを使うと歯茎を傷つけ、下がってしまいますので、使用するのはデンタルフロスです。フロスは「持ち手」があるのとロールになっているのを切って使うタイプがありますが、ロールタイプが格段に経済的です。すぐに使い慣れますので私はロールタイプを勧めています。すべりをよくする為、フロスの表面にワックスが塗ってあるタイプが主流で、どのメーカーのもワックス付は入れ物の表面に「WAXED」って書いてあります。太さはほぼどのメーカーのも同じです。
ただこれらはあくまで補助用具です。歯ブラシ1つで汚れが落とせるに越したことはありません。道具を増やすことにより歯ブラシによる歯磨きがおろそかになるようなら、意味がありませんので歯ブラシ1つで汚れを落としてください。



定例会

10月も残すところ、あと3日。秋もすっかり深まり、街の中は早くもクリスマスの様相が見られるようになり、スタッフともちょっと気が早いけど、忘年会の相談。
季節外れの土曜日の台風、来るのも去っていくのも速かったですね。朝沖縄付近にいたのに夕方関東にくるとは。
月に1度、大学先輩の先生方と定例会というのをしています。定例会っていうと聞こえはいいですが、まあ「酒飲み集団」です。この台風の中、今月も参加してきました。行くときはすごい風と雨で、スタッフは「とばされないで下さいね」と一応言ってくれました。
でもこの定例会、開業医にとっては情報や意見交換の大切な場であったりします。歯科治療も答えが1つでないことは多く、先生によっていろいろ意見があったりします。特にメンバーは同窓会と異なり、少人数だし、気の会う先生ばかりなので、相談しやすいし。
帰ってきた頃には完全に台風は去っていました。空に雲がない!。見ると我が家の桜の木の下は枝やら、葉っぱやら、ゴミやらですごい有り様。
翌日、酔いさましに、掃除に汗を流しました。



食育とは?

食育(しょくいく)という言葉、最近よく聞くと思います。簡単に言えば「食」に関する教育のことですが、単なる家庭科とは違います。今、学校教育のみならず社会全体に求められています。
食育とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることを言います。2005年(平成17年)6月10日、食育基本法が成立され、生きるための基本的な知識であり、知識の教育、道徳教育、体育教育の基礎となるべきもの、と位置づけられています。単なる料理教育ではなく、食に対する心構え、栄養学や伝統的な食文化についての総合的な教育で、食育によって国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことを目的としています。
簡単に結論を言えば、「質のいい食事をしよう」、また「質のいい食事を理解しよう」ということです。「質のいい食事」とは何も高級食材を使った、腕のいいシェフが作った、高級料理のことではありません。食事というのは単におなががいっぱいになり、栄養が取れればそれでいいというわけではありません。料理そのものの味 だけでなく、どんな材料を使って、誰が作った料理を、誰と、どういうふうに、というように食事の時の雰囲気でおいしくもまずくもなります。
今、生活習慣は多種多様になりました。自宅で、家族で、ゆっくりと、食卓を囲んだりすることがなかなか出来ないことも多くなりました。しかし子供に限らず「切れやすい人」「感情がコントロールできない人」「情緒不安定な人」「人とコミュニケーションをとるのが苦手な人」などが増えてきて、どこに原因があるのだろうと考えたときに、この食卓を家族で囲む重要性が問われてきています。なかなか出来ないこともあるかもしれませんが、する努力はしなくてはいけないのかもしれません。
農林水産省は次のような食生活指針というのを発信しています。

<食生活指針>
①食事を楽しみましょう。
②1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。
③主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
④ごはんなどの穀類をしっかりと。
⑤野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて。
⑥食塩や脂肪は控えめに。
⑦適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。
⑧食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。
⑨調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく。
⑩自分の食生活を見直してみましょう。

内容の解説は農林水産省のHPに載っているので興味のある方は見てみてください。私自身も耳が痛い部分が結構ありました。気をつけなくては!。



歯ぎしりから歯を守る

歯ぎしりにより歯に過剰な負荷をかけないようにするには、「歯ぎしりをスムーズに行なえるかみ合わせ」というものが望まれます。かみ合わせと一言で言っても様々なものがありますが、横に歯をギリギリ動かしたとき、個人によって3つのパターンがあります。
①犬歯誘導といい、左右どちらか一方の犬歯のみが上下接触するパターンで最も多い。
②左右どちらかの犬歯または小臼歯から後ろのすべての歯が上下接触するパターン。
③左右ともに犬歯または小臼歯から後ろのすべての歯が上下接触するパターン。
このうち①の犬歯誘導が、歯ぎしりをした際に筋肉の力が入らないために弱い歯ぎしりになるパターンで、②や③は奥歯も接触するため、筋肉に強い力が生まれて激しい歯ぎしりとなります。
つまり理論上はかみ合わせの様式を変えることで筋活動を抑えることができるということになるわけで、咬合様式が犬歯誘導であれば歯ぎしりもそれほど心配がないと言えます。
ではどうやってかみ合わせの様式を変えるのか?奥歯の山の斜面角度が緩やかなほうが犬歯誘導になりやすいと言われていますが…。
①矯正治療。 ②歯を削って咬合調整。 などがあげられると思います。しかしかみ合わせというのは「カチカチまっすぐ噛む時」と「ギリギリ横に動かす時」とがあり、しかも人によって「まっすぐ噛んだときのかみ合わせの様式」や「横に動かしたときの動く幅」なども様々です。矯正治療や咬合調整をしてもケースによっては必ずしも理想的なかみ合わせに出来るものではありません。(矯正歯科の先生から反論があるかもしれませんが…)ただ一般的に矯正治療において、成長期に行なう小児矯正のほうが理想には近づけやすいとは思います。また咬合調整は再生のしない歯を削ってしまうわけですから、慎重でなければなりません。
開咬(上下の前歯が接触しないかみ合わせ)といった咬合様式が明らかにおかしい場合は矯正治療を行なうのがいいでしょう。しかし矯正治療には金銭面、治療期間、それに伴う苦痛などがあります。咬合調整も咬合のスペシャリストが行なえば理想に近づくことが出来ますが、一つ間違えばかみ合わせがめちゃくちゃになります。そういった面からもなかなか理想的にいかないのが現実です。最も簡便に歯ぎしりから歯を守るのはナイトガードといわれるマウスピースを睡眠時に装着することではないでしょうか?以前にここで紹介した顎関節症の治療に使うものと同じもので、上下の歯の間にゴムのクッションを入れて歯を保護するものです。
あと最も忘れてはならないのが「睡眠の質」です。日が昇ると起きて働き、遊び、勉強し、日が落ちたら夕食をとって寝るといった昔と比べると、現在では大きく生活が変わりました。夜になってもいろんなお店がやっていて、それを利用する人もいればそこで働く人もいます。なかなか理想的には行きませんが、規則正しい生活リズムを作り「ぐっすり眠れる質のよい睡眠」をとることが最も大切だと思います。



歯ぎしりとは

歯ぎしり、食いしばり、タッピング(カチカチ歯を鳴らす癖)といった癖をブラキシズムと言います。ほぼ100%の人がこのブラキシズムを睡眠中に行っているそうですが、皆程度が異なるため、「自覚がある人」、「他人に指摘されて気づく人」、「全く気づいていない人」、「歯にその兆候が現れて気づいたり指摘を受けたりする人」、「歯に全く兆候が現れない人」というように分かれるようです。
このブラキシズムはストレスを減少させるのに重要であることが最近わかってきました。実験でネズミを板の上に羽交い絞めにして放置し、ストレスをかけるとまもなくして歯ぎしりをするそうです。今、お口の主な役割は「咀嚼」といって「ものを噛み砕き、食べる」ことですが、もともと動物の進化の過程では「捕食」「武器」というような「獲物を捕まえたり、外敵から身を守る武器」としての役割が主であり、噛み砕くことはせず「丸飲み」でした。歯ぎしりはそのときの名残ではないかという仮説が言われています。
ストレスの高さを測る指標としてはいろいろあります。最も代表的な指標としてストレスがかかると血中の副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が上昇するそうですが、歯ぎしりによりこれがかなり減少するそうです。他にも血圧、血糖値、胃潰瘍の有無、大脳・神経細胞の活性状態などいろいろありますが、これらも歯ぎしりをすることで下降かつ安定し、ガムを噛むだけでもストレスが減少するそうです。
従ってブラキシズムは他のストレス病を防ぐには重要であり、健康を保つ上で意味を持っているものだということがわかります。
しかし、通常の食事において歯にかかる荷重は30kgfなのに対し、ブラキシズム時は50~100kgfにもなるそうですから、歯には過重負担となり、いろいろ問題が起きてきます。
①歯の磨り減り ②クサビ状欠損 ③歯周病の悪化 ④治療終了した冠や詰め物の破損 などです。特に②はよく見る光景で、歯と歯茎の間の歯質が虫歯でもないのに崩壊しクサビ状に磨り減り、知覚過敏の原因にもなります。
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次回は「ブラキシズムから歯を守るには」についてです。



歯科医師会のお仕事

今日は午後休診にして、歯科医師会のお仕事。某お役所の歯科検診と歯科相談でした。職員さん全員が参加されたわけでなく希望者のみでしたが、皆さんからいろいろ相談受けました。歯の健康について興味をもって頂き、私たちがそれにお役に立てれば幸いです。
予定より早くお仕事が終わったので眼科へ行きました。おかげさまでほぼ完治で卒業です。残った錆、取らなくてもよさそうです。よかった!眼科の先生有難うございました。
明日は朝一番に眼科へ行く予定でしたが、今日行けたのでなくなりました。9時から平常通り診療します。ご迷惑をおかけしました。



今日は。

今日は夕方から杉並区学校歯科医会の総会に出席し、続いて行われた学術講演会に行ってきました。「歯ぎしりとかみ合わせ」「顎の成長とかみ合わせ」「顎関節症とかみ合わせ」など、いろいろ興味深いものがたくさん聞けました。まとめたら随時UPしていきます。
明日は午後、杉並区歯科医師会のお仕事のため、休診します。18時くらいには戻ってこれると思いますので、緊急の場合はそれ以降に電話をお願いします。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
右目はほぼ症状が消え順調に治っているのようですが、金曜日に眼科受診して先生に何て言われるかな?あいかわらず眼軟膏は1回でうまく入れられません。



今のところ順調

朝1番で眼科に行ってきました。きれいに治ってきているようです。ただ完全に取れなかった錆がいつまでも残るようならもう一度、針で取るみたいです。それにしても睡眠前だけ眼軟膏をつけるのですが、つけるの、難しいですね。ちゃんとつけ方習ったのに、1度目はまつげの上に、2度目は下のまぶたの上にはみ出てるし、3回目にしてやっと目の中に入りました。
26日の朝も眼科受診のため9時から1時間ほど留守にしますのでご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。



右目が!!

昨日の昼ごろから、右目がゴロゴロして痛い。目に何かが入った記憶はないけど、朝起きても痛いのは変わらない。心配なので、今日の昼休みに近所の眼科へ。
「ど真ん中に金属片が刺さっていて、錆が出ています」「これから突付いて取りますから」とのこと。
学生時代、やはり切削片(この時は石膏くずみたいなものでした)が目に入って眼科を受診して以来の眼科受診。この時は洗うだけで取れたけど、刺さっているんじゃと思いつつ、怖い。頑張って気丈に振舞いましたが、きっとひどい顔をしていたんじゃないかと思うと恥ずかしいです。
でも表面麻酔の点眼をして、やさしく丁寧にとっていただきました。痛くはなかったけれど怖くてつい目を動かしてしまい、錆を取るのに少し時間がかかりましたが、やさしい先生でよかったです。「麻酔が切れると少し痛みます」と言われたけれど思ったより痛くないし、きちんと見えるし。
歯科治療するときはゴーグルをしているんですが、いつ入ったんだろう。しかも歯科で使う金属は錆びないし、昨日は治療してないし。結局いつ何が入ったのかわからないままですが、点眼薬がしばらくは欠かせないみたいです。
明日はほぼ平常通り診療しますが、眼科受診のため、午前9時から1時間ほど留守にします。スタッフはいますのでよろしくお願いします。



酔来亭セピア、高崎へ遠征

富士見が丘商店街の七夕祭り、富士見が丘祭礼(第六天神社のお祭り)、高井戸桜祭りなどで「よさこい」を披露していただいている「酔来亭セピア」が今週末、21日の日曜日に群馬県高崎市で行なわれる高崎雷舞フェスタに出場します。今年5月の河口湖遠征に続き、2回目の地方遠征です。当院のスタッフ1名も出場します。スケジュールは以下の通りです。
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メイン会場①    11時24分      
さやもーる会場  12時42分
大手前会場    13時18分
中央銀座会場   14時06分
メイン会場②    15時30分
総踊り       16時48分 



総入れ歯の発祥は日本

総入れ歯の発祥は実は日本なのです。
今から450年以上前の天文7年(1538年)4月20日に74歳で亡くなった和歌山市の願成寺、仏姫(がんじょうじ:ほとけひめ:本名、中岡テイ)という尼僧のものが最古の入れ歯と言われています。この入れ歯は、黄楊(つげ)の木を彫ったもので歯の部分と一体となっており、奥歯の噛む蔓がすり減っていることから実際に使われていたもののようです。 
当時から日本の木床義歯は歯がない上顎の粘膜に吸いつき、食事をしても落ちないようにできていて、現在の総入れ歯が顎に吸着する理論と全く同じです。まさに、日本独特の木の文化と日本人の手先の器用さによる木彫技術ですね。
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平成11年8月三重県四日市で、江戸時代の代官所跡の発掘調査の現場から、他の日用品と共に約200年前の“木製の入れ歯(木床義歯という:もくしょうぎし)”がほぼ完全な形で出土したそうです。入れ歯は、上顎用でやはり黄楊(つげ)の木を彫ったもの(一木彫)で、歯が左右4本づつあり、奥歯の噛む部分は平坦になっていたそうです。 その頃の欧米の入れ歯は、食べ物を噛むことがほとんどできない、主として容貌を整えるだけのものであったそうですから、いかに日本の入れ歯が凄かったかがわかります。
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話は変わりますが、日本の橋を架ける技術、トンネルを掘る技術、自動車や電化製品等の細かい部品を作る技術などは世界一の水準だそうです。新幹線の先頭車両の流線型、機械で全部作っているわけではなく、機械で外形を作った後、職人さんが叩いて微調整して完成しているそうです。その職人さんは「なでただけ」でゆがみがわかるそうです。
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機械化が進み、便利で楽が出来る世の中ですが、その基になる世界に誇れる日本人の「ものづくり」の技術を受け継ぎ、次世代につなげていかなければいけないなと思います。



虫歯の種類

虫歯の種類には「深さによるもの」と「進み方によるもの」があります。
「深さによるもの」はCo、C1、C2、C3、C4と分けられています。
Co:初期虫歯
C1:エナメル質内の虫歯
C2:象牙質に達する虫歯
C3:神経に達する虫歯(虫歯菌が歯の神経の部分にも感染している状態。歯髄炎といいます。)
C4:残根状態(歯茎から上の部分の歯が崩壊し、歯根だけの状態。)
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治療の対象になるのはC1からです。C1以上は穴が開いており、歯質の中に虫歯菌が浸潤しているため、感染した歯質を取り除かなければ進んでしまいます。
Coは表面の歯質がざらざらになり、白濁や黄色、茶褐色、黒色に変色した状態で経過観察やフッ素塗布を行ない、削ったりしません。歯磨きに気をつければ、このままの状態で止まるか、再石灰化して元通りになるからです。
昔は学校の歯科検診等で深さも調べていましたが、近年は調べません。Coかそれ以外のCという判定をします。深さは目で見ただけでわかるものではなく、探針と呼ばれる先の尖った針のような器具で穴を突付いてわかるものです。しかし近年、このような突付く行為が虫歯の穴をより深いものに進行させることがわかってきました。このため歯科検診において、探針を食べかすをどけるのには使いますが虫歯の深さを測ることには使わなくなったのです。
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痛みを伴う虫歯はC2からですが、必ずではありません。C3になるまで痛みが全くないものもよくあります。C3からは神経を除去する処置を行ないます。
「進み方によるもの」には急性の虫歯と慢性の虫歯があります。急性の虫歯は進行が早く、月単位で穴が大きくなっていきます。比較的若年者に多く、黄色~茶褐色なのが特徴です。慢性の虫歯は進行が遅く年単位で穴が大きくなります。そのため神経が虫歯の進行に反応し、神経(歯髄)の空間を狭くして虫歯の部分から神経を遠ざけようとするため、痛みが出なかったり、かなり深い穴でも神経に達しないことも多いです。比較的中年~高齢者に多く、黒色なのが特徴です。



妊娠と歯周病

妊娠すると歯茎が腫れたりすることがあり、これを妊娠性歯肉炎と言います。妊娠5~20週頃から歯肉が腫れたり、出血する事があります。一般的な歯周病と同様に歯周病菌によるものですが、妊娠するとホルモンの関係で歯周病菌が増えやすくなる環境になってしまうため、こういったことが起こります。
しかし、必ずしも歯肉炎になるとは限らず、日頃からの歯磨きをしっかり行えば歯肉炎を防ぐ事は可能です。虫歯菌も歯周病菌も外敵から身を守るプラーク(歯垢)と呼ばれる住処がなければ増殖できないわけですから、歯磨きを頑張って住処を破壊しましょう。出産後、ホルモンのバランスが落ち着くと治りますが、そのままお口の中を不潔にしておくと、歯周病へなってしまいます。
また近年、「歯周病にかかっているお母さんは、未熟児出産や早産を起こす確立が高い」ということがわかってきました。
赤ちゃんはお母さんの羊水の中にある「プロスタダラジン」と言う物質が一定量になった時に生まれます。ところが、歯周病原菌の一種が血管内に入ると、女性ホルモン量が3倍に増加し、羊水の「プロスタダラジン」が、急激に増えて、一定量に早く達してしまう結果、子宮が収縮して早産を起こすと言われています。



妊娠と虫歯

妊娠すると虫歯になりやすくなります。歯を作っているカルシウムがお腹の赤ちゃんに取られるから?と質問を受けますが、違います。
歯と骨はカルシウムでできていますが、臓器としての役割は全く違います。骨の役割とは骨格をつくり体を支えるだけではなく、体を動かすのに必要なカルシウムの貯蔵庫でもあります。血中のカルシウム濃度を少しの狂いもなく一定に保つために、骨の中のカルシウムは常に出たり入ったりしています。しかし歯はカルシウムの貯蔵庫ではないので、歯の中のカルシウムが簡単に外へ出ることはありません。赤ちゃんに与えられるカルシウムはお母さんの血中に溶けているもので、血中のカルシウムが足りなくなると骨からカルシウムが供給されます。従って食事などからカルシウムをたくさん取ることがお母さんの骨を守る上で大切なのです。
またカルシウムを体に取り込むにはただ摂取すれば良い訳ではなく、ビタミンDが必要です。しかもこのビタミンは活性型にならなければ役に立ちません。このビタミンを活性型に変えるのに大切なのが日光です。従って適度な日光浴も大切です。天気の良い日に散歩をするとか、あくまで適度な日光浴なので焼いてはだめです。
本題に戻ります。なぜ虫歯になりやすくなるか。次のようなことが言われています。
①ホルモンのバランスで唾液が粘り食べかすが残りやすいから。
②唾液が酸性に傾き、口の中の細菌が増えやすいから。
③つわりなどで、歯磨きがしたくなくなるから。
④妊娠中はホルモン(エストロゲンやプロゲステロンなど)の分泌が盛んになり、このホルモンを好む細  菌が増えるから。ホルモンにより細菌の共存関係(良悪細菌同士の優劣関係)が崩れるから。



運動会無事終了

今日は昨日の大雨がうそのようにいい天気です。陽が照ると少し暑いような気がしますが、湿度が30%くらいしかないらしくすごしやすい1日です。
運動会は無事に終わり、おかげさまで短い時間でしたが息子の様子も見てこれました。
明日は天気が持ちそうですが、月曜日は崩れるそうですね。残念。
先日大切な足となっている自転車が調子悪くなり、先ほどようやく原因がわかりました。連休は部品を購入し、自転車修理。後輪をバラさないといけないのでちょっと大変そうです。



幼稚園の運動会

明日は上の息子が通う幼稚園の運動会。天気は大丈夫そうです。と思っていたら今、外はすごい雨。明日には上がるだろうけどグランド状態が少し心配。近年は突然すごい雨が降ってくるので困りますね。地球温暖化の影響でしょうね?私自身も最近はエアコンの温度設定だったり、車の使用だったり、自分に出来ること、考えるようになりました。
明日は普段どおり診療行ないますが、10時~11時の1時間だけ息子の様子を見に留守にします。スタッフはいますので連絡は取れるようにして行きます。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。



フッ素塗布

フッ素塗布って何歳くらいでやったらいいですか?という質問をよく受けます。私は4~5歳くらいと答えています。きちんと塗れるものなら3歳以下でもいいのかもしれませんが、嫌がってやらせてくれない子がほとんどです。フッ素塗布は、嫌がる子に無理にやるものではありません。歯医者嫌いになってしまいます。それよりも仕上げ磨きの徹底やバランスの取れた食生活をすることが大切です。また最近はセルフケア用のフッ素製品が多く出ています。ブクブクうがいが出来る子であれば、こういった製品を使うのもお勧めです。当院で扱っている製品はこれです。
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髪に例えるならシャンプーとリンスです。普通の歯磨き粉を使って歯磨きしうがいをしてきれいにした後(シャンプー)、これを歯ブラシで歯に塗り少量の水で一回うがいして(リンス)そのまま寝ます。
フッ素とは自然界に存在する元素であり、何も人工物ではありません。食べ物にも多く含まれており、食べ物から体内に吸収されたフッ素は唾液中に出てきます。だからバランスの取れた食生活が大切なのです。フッ素を含む食べ物はこんなのがあります。
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調べていて、ビールにもフッ素が含まれていること、私も初めて知りました!



顎関節症

今日から10月です。今日は寒い!寒いのが苦手な私にはつらい季節がやってきました。
寒くなると訴えが多くなるのは顎関節症と知覚過敏です。今日は顎関節症についてです。

顎関節症というのは①開かない、閉まらないといった機能障害。②あご全体、又は一部の運動時の痛み。③顎関節のカクカクする音。といった不快症状があるものを言います。20代~50代の女性に多いとされていますが、最近では肩こりのように訴えるのが女性に多いだけであまり男女差はないという意見もあります。これらの不快症状のうち、治療対象になるのは①と②です。③はなかなか消失しないのが実情です。
この病気にはいくつかのタイプがありますが、顎関節そのものに形態的な異常をもたらすのはまれで、筋肉の動きのアンバランスから筋肉の痛みが出るタイプが多いです。下あごから首にかけて口を開ける筋肉が集中し、耳の前から下あごにかけてと側頭部には口を閉める筋肉が集中していますので、それらのどちらか、ないし両方の部分の痛みを強く訴える方です。
原因は一つではありませんが一言で言えば、筋肉の過度な緊張状態が長く続いたことでしょう。人は物事に集中しているとき、寒いとき、スポーツをしているとき、いやな夢を見ているとき、いろいろな場面で歯を食いしばります。これらの状態が長く続いたり、姿勢が悪かったりすれば、筋肉に無理な力が加わりおかしくなります。従って治療はそれらの力から開放してやることです。例えば休憩を取る、姿勢をよくするといった生活習慣の改善も大切です。しかし食いしばりは睡眠時など無意識下で起こっていることも少なくありません。そのような場合は睡眠時などに上の歯全体のマウスピースを装着して食いしばれなくする方法(上下の歯と歯の間に物を挟んで、筋肉に食いしばる方向とは逆方向の力を加えます。簡単に言えばストレッチ)や筋弛緩系の薬剤を内服したりする方法を使います。
機能障害が出るタイプもほとんどがこの筋肉の過度な緊張によるものです。顎関節を構成している頭の骨と下あごの骨の間が筋肉の過度な緊張によって狭くなり、中にある関節円板と呼ばれる軟骨の動きが滑らかでなくなるのです。従って治療法は同じです。
予防は姿勢をよくする、適度な運動をする、精神的にリラックスした時間を作る、机にひじついて顎を乗せることをしない、うつぶせに寝ない、普段から硬いものをよく噛んで食べる習慣をつける、などです。もちろん歯が悪かったり、視力が悪かったりするのを放置しても誘発する因子になりますので適切な治療を受けてください。これがマウスピースです。硬いタイプと軟らかいタイプがあり、厚みもいろいろあります。写真は軟質タイプ。
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