小児歯科・一般歯科・歯科口腔外科 - キッズスペースの確保や車イスの方でも安心してご来院頂ける設備を整えています -


我が家のゴーヤ

9月も終わりに近づきずいぶん秋めいてきました。今日は天気が悪いこともあって寒いくらいです。
我が家では家の脇のちょっとしたスペースで野菜を作っています。今年はミニトマト、きゅうり、なす、ゴーヤを育てました。自分で育ててみるといろいろ奥が深くて難しく、思うようにいかず結構大変。今はゴーヤだけが実をつけています。それ以外は終わって枯れたので撤去しました。
ゴーヤという食べ物自体、7年前に沖縄を観光で訪れるまで知りませんでした。見た目はイボイボしてるし、みんな苦いって言うので、普段から珍しいものを食べてみようとあまり冒険しない私は、自分で育てて見るまでは全く食べませんでした。それが今年の春に近所のスーパーの園芸売り場で野菜苗を物色していて、ゴーヤの苗が目にとまり、育ててみることにしました。
育ててみると病気には比較的強く、トマトのように新芽を裁くことも必要ないので、以外に楽でした。ただきゅうりやなす、トマトのように花のところに自然に実がなるわけではなく、雄花の花粉を雌花につけてやらなくてはならないし、雄花はたくさん咲くけれど雌花は少ないので、毎日雌花探しが大変でした。ハチや蝶がたくさんいればいいのでしょうが、この辺は自然に受粉しないみたいです。
NEC_0001.JPG
ゴーヤは健康にいいとよく聞きますが、詳しいことはあまりわかりません。でも最近は好きでよく食べるようになりました。我が家で採れたものはもちろん、スタッフと食事に行くと皆、言う前にゴーヤ料理を頼んでくれます。少しゴーヤのことを調べてみました。

①ツルレイシ(蔓茘枝)は、未熟な果実を野菜として利用するウリ科の植物。果肉が苦いため「ニガウリ」、沖縄県では「ゴーヤー(県外の人はしばしば「ゴーヤ」と発音するが、正しくは語尾が伸びる)」、熊本県をはじめとする九州では「ニガゴリ」、鹿児島県の一部では「ニガゴイ」、中国語では「苦瓜」や「涼瓜」などと呼ばれ、日常的に食用にするだけでなく、焙煎してお茶として飲用することもある。

②細長い紡錘形で、無数の細かいイボに覆われており、未成熟な状態では緑、熟すと黄変軟化し裂開する(収穫しても、常温で放置しておくと同じ状態となる)。さらに完熟した種子の表面を覆う仮種皮は赤いゼリー状となり甘味を呈する。腐敗しているわけではなく食すこともできるが、歯ごたえのある食感は失われる。
③主に未成熟な果皮を食用とし、ビタミンC等の水溶性ビタミンを多く含む事や、健胃効果もある苦味(苦味成分として、モモルデシン(momordicin)を含む)のため、近年では夏バテに効く健康野菜・ダイエット食品としての認知度が上がり、日本全国のあちこちで栽培されるようになった。
④原産地はインド。日本では南西諸島と南九州で多く栽培されていたが、今日では更に広い地域で食用栽培が盛んである。

また実際に私は見たことがありませんが、緑のゴーヤが熟しすぎると破裂してこうなるみたいです。びっくり!。
250px-%25E3%2583%258B%25E3%2582%25AC%25E3%2582%25A6%25E3%2583%25AA%25E3%2581%25AE%25E5%25A4%2589%25E6%2585%258BP9060068.jpg



智歯周囲炎

智歯周囲炎とは親知らず周囲にバイ菌が入り歯茎や頬が腫れるもので、半埋伏状態にある下の歯に起こることが多いです。
歯は大きく頭と根に分かれます。根は歯茎に埋まっている部分で歯を支えるところなので表面はセメント質と呼ばれるもので出来ており、周りの歯肉や骨とくっつく性質を持っています。しかし頭は本来歯茎から外に出ている部分で食物を粉砕するところなので、表面はエナメル質と呼ばれる非常に硬い、つるつるした性状のもので出来ており、周りに肉や骨が接していてもくっつくことはありません。そのため半埋伏状態にあると、歯肉とエナメル質の間のくっついていないところを伝ってバイ菌が侵入してしまい、しかも口の中のバイ菌は嫌気性菌と呼ばれる酸素が嫌いなバイ菌が多いため、一度中へ侵入すると無酸素下でどんどん増殖します。
or103a.gif or103b.gif
一度炎症が起こると、その周囲の骨や歯肉は破壊され、さらに隙間が生まれ、バイ菌が入りやすくなります。こうして1度目より2度目、2度目より3度目のほうがなりやすくなっていきます。よって重要なのは1度目の智歯周囲炎をいかに起こさせないか、なのです。回数を繰り返すようなら抜歯するほうがいいでしょう。もう一つ智歯周囲炎を起こす理由として半埋伏歯は食片が詰まりやすく、磨きにくいというのもあります。いつも食片が詰まっているようなら手前の歯の虫歯予防の点からも抜歯したほうがいい場合があります。
最近、智歯周囲炎の患者さんが続いたので、書いてみました。



親知らずのトラブル

親知らずとは前から数えて8番目の歯、第3大臼歯のことで智歯と呼ばれています。顎の大きさ、顔の大きさが小さくなってきている現在では、まっすぐ生えている方よりもスペース不足により埋まっていたり、曲がって生えていたりする方が多いです。
上の親知らずはレントゲンで見ないとわからないほど奥に埋まっているか、完全に生えているが向きが頬側に曲がっている方が多く、トラブルの多くが後者の向きが曲がっている場合の虫歯です。軽い虫歯の場合は削って埋める処置で済みますが、虫歯が深い場合は処置が大変な割には再発したり、手前の歯を虫歯にしてしまったりするので抜歯することが多いです。
下の親知らずは半埋伏歯と呼ばれる状態、つまり半分だけ顔を出している状態が最も多いです。従ってトラブルで多いのは歯茎の周りが腫れてしまう智歯周囲炎と虫歯です。半埋伏歯の虫歯の場合は処置が出来ないので抜歯になります。智歯周囲炎はまず抗生剤服用により急性炎症、つまり腫れをとることから始まります。腫れが引いた後、抜歯するか、様子を見るかを患者さんの希望、歯の状態、再発の可能性などを考慮して決めます。急性炎症がある時に抜歯はしません。それは①麻酔が効かない。(炎症が起こっているところでは酸性になっているため、アルカリ性の麻酔薬は中和され効かなくなる)②出血が多くなる。(血管が拡張し充血している)③細菌が血流に乗って全身に回りやすくなる。のが理由です。
or102a.gif  or102b.gif  or102c.gif

私も10年くらい前と4年くらい前にようやく下の左右の親知らずを友人に抜いてもらいました。智歯周囲炎を繰り返す度に抗生剤を服用し6~7年粘りましたがダメでした。抜かなきゃダメなことはわかっていてもなかなか決心がつかないものです。次回はなぜ智歯周囲炎が起こるのかを書きます。



保育園検診に行って来ました。

今日、保育園の歯科検診に行って来ました。泣いてしまう子はいませんでしたが、こちらの様子を伺いながら口を結んでしまう子が1歳児に結構多く、ちょっと苦労しました。全体的には虫歯も治療痕もない子が多かったです。以前は前歯の歯と歯の間がみんな虫歯になってしまい、進行抑制の黒い薬を塗られて前歯が真っ黒な子が結構いましたが、今はほとんど見かけなくなりました。ご両親の健康意識の高まりと予防という概念が定着しつつあるのですね。ただ4~5歳児になると奥歯に虫歯がある子がちらほらいました。
意外と気づかれていないのですが、乳歯は上下左右5本ずつ20本が2歳半くらいで生え揃います。生え揃った頃は歯と歯の間に隙間がないのですが、4~5歳くらいになると隙間が出来てきます。この隙間を成長空隙といって、その分、顎が大きくなった証拠です。歯の大きさは変わりませんが口のサイズは刻々と大きくなっているのです。顎の横幅が大きい子はこの成長空隙も大きいことが多いのであまり食べ物が詰まりませんが、歯と歯が完全にくっついているでもなく、大きく開いているでもない子は食べ物がよく詰まります。このような子は歯と歯の間の虫歯に要注意です。仕上げ磨きの時にフロスを使ったり、歯ブラシの毛先を歯間に入れて縦に動かし、かき出してあげてください。



明日は保育園の検診。

明日は当院は休診日ですが、近隣の保育園の歯科検診です。0歳児から5歳児まで検診します。何人に泣かれるかな?保育園の子供たちは3歳くらいでもかなり大人に慣れているので、泣かれるとしたら0~2歳児かな?区の保健センターで行なう3歳児検診では3歳でも幼稚園就学前の子がほとんどなので結構泣かれます。でも大きな口を開けて泣いてくれる子はOK。ちょっと困るのは口を結んですねちゃう子です。すねられないように頑張ります。
小児歯科の教科書に子供への対処法としてTSD法というのが大きく載っています。Tell Show Doの略なんですが、意味はそのままです。教科書には「これからどのようなことを、どのようにして行なうかを小児にわかるように話し(Tell)、その処置に用いる機械や器具をみせたり、どのように使うかを見せて(show)、それから見せたとおりのことを鏡を使って見せながら治療する(do)という方法である。」と解説してあります。検診のときも治療のときも、ミラーと呼ばれる歯科用の鏡を実際に子供たちに手渡して、自分の顔が映ることを見てもらったりなど、この方法は私もよく使います。学生時代は小児への対処法として暗記したけれど、これって必要なのは子供たちだけに限ったことではないんですよね。もちろん大人の方にミラーを手渡したりはしませんが・・・。



詰め物がとれたら・・・。

私達のカラダは皮膚や粘膜といった外壁で常に守られています。たくさんのバイ菌が浮遊する空気中にいても簡単に病気にならないのは、これらの外壁がバイ菌が体の中に簡単に入らないように守ってくれているからです。
例えば手や足、腹などの皮膚に怪我などで大きな穴が開いたり、胃潰瘍で胃の粘膜に穴が開いたりしたら、たちまち感染を起こしてしまうためカラダにとって大問題です。
歯も外壁に守られています。歯の一番表層をエナメル質といい、約95%がカルシウムやリンなどの無機質で作られていて、虫歯の原因となる酸に最も強い部分です。余談ですが、治療においてこの部分を削る際は人工ダイアモンドの粒子をちりばめた刃を何万回転という高速で回転させてやっと削れる硬さなのです。
詰め物が取れた状態とは歯にとって、この大切な外壁がなくなっている状態ですから、皮膚の傷がパックリ口を開いているのと同じです。なるべく早く治療し、虫歯の進行から歯を守って下さい。痛くなってしまったときはすでに虫歯が進行し神経に達していることが多いです。患者さんのいろいろ事情もありますから何とも言えませんが、治療しながらあともう少し早ければ神経を取らなくて済んだのにとがっかりすることもよくあります。

ha01b.gif




仕上げ磨きはいつまで?

仕上げ磨きはいつまで?と良く聞かれます。いろいろな意見があると思いますが、私は「小学校2年生になるまでに自分でできるようになってね」と説明しています。歯磨きにはコツがあります。歯磨き指導だけでもお気軽にご相談ください。
仕上げ磨きを卒業してもまだ、完璧に磨けるわけではありません。時々お父さん、お母さんが見てあげてください。たまたま虫歯を早期に発見してあげることもできます。意外と虫歯は自覚症状がないものです。



手足口病

 今、手足口病が流行っています。手と足と口に発疹や水泡ができるためにこのような名前がつけられていますが、乳幼児や小児に流行する夏風邪の1つです。一般的に微熱がでて、1週間から10日くらいで自然に治りますが、口の中に口内炎がいっぱいできるので、できた場所によっては痛みが強く出て、食事がうまく取れなかったりすることがあります。
 対処法としては、ゆっくり体を休めることくらいです。時期がくれば治るものですから、痛みを取る目的で口の中の口内炎を薬で焼いたりする方法や口内炎治療薬の軟膏を塗布する方法もありますが、私はあまりお勧めしません。食べ物を工夫したりして(やわらかく、しみないもの)、対処してあげるほうが良いと思います。
 原因はウイルスで最も一般的なのはコクサッキーウイルスA16やエンテロウイルス71ですが、他にもいろいろあります。したがって1度かかればもうならない病気ではなく、別の種類のウイルスによって再度引き起こされることはあります。ワクチンもありません。予防法は通常の風邪同様、手洗いやうがいの励行が大切です。
 とはいっても、なかなか防げないですね。我が家の上の坊主も1週間前に発症し、下の坊主も2日前に発症してしまいました。2人とも口内炎は結構できていたのにもかかわらず、嫌いなものを目の前にしたときしか痛いと言わなかったので症状はどうだったのかな?



久我山小学校で歯磨き指導しました。

9月12日に口腔保健指導として、久我山小学校3年生2クラスを対象に歯磨き指導の授業を行ないました。虫歯を防ぐにはどうしたらよいか、歯科衛生士の先生がお話したあと、みんなで口の中の歯垢を赤い薬を使って染めてみて、その歯垢を落とす練習をしました。みんな興味深く話を聞いて、一生懸命練習してくれました。生えてきたばかりの新しいきれいな大人の歯、ずっときれいなままでいてほしいものです。生え代わるまでは大人の歯の歯並びに影響するので乳歯もね。